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Poser6マテリアル設定、ルートノードの各パタメータ設定の解説
Poser6では3Dオブジェクトに適用するマテリアル設定はマテリアルルームで行いますが、「ノード」と呼ぶ設定を組合せてマテリアルの設定を行っていきます。
まず、基本となりますルートノードの各パラメータについて簡単に解説します。
これらのパラメータはPoserのみならず、各ソフトで解釈が異なっている事もありますが、他の3Dソフトなどでも使われます。
●拡散色
マテリアルのベースになる基本色です。単色、グラデーション、画像などが選択できます。
●拡散値
拡散色の強度です。パーセントで設定します。1と設定すれば、100%になります。他の強度設定も同様です。
●鏡面色
光が反射する際に発生するハイライトの色を設定します。
●鏡面値
鏡面色の強度です。
●ハイライトサイズ
鏡面色ハイライトのサイズを設定します。値を大きくすれば、ハイライトのサイズが大きくなります。
●環境色
影などの暗い部分の色を設定します。通常は黒ということになります。
●環境値
環境色の強度です。
●透明度
対象オブジェクトの透明度です。
●透明度 エッジ
対象オブジェクトの輪郭部分の透明度です。
●透明度 減少
透明部分から輪郭部分へ透明度が移行する割合です。(なんのこっちゃ)
●半透明色
光が透過する際の色の設定です。
●半透明値
半透明色の強度です。
●反射色
光が反射する際の色の設定です。
●反射値
反射色の強度です。
●屈折色
光が屈折する際の色の設定です。
●屈折値
屈折色の強度です。
●バンプ
バンプとはオブジェクトの表面の凹凸を表現する手法で、このパラメーターの数値で強度を設定します。
●ディスプレイスメント
設定したテクスチャでオブジェクトを変形させることができます。
●代替拡散
この設定に応じて、拡散色が変化するような質感を作成できます。例えば、ベルベット、皮膚。
●代替鏡面
オブジェクト表面のハイライトをブリン、光沢、異方性といった手法で計算させる事ができます。
●反射 ライト マルチ
ライトがあたっている部分の拡散照明に全てのカラーが乗算されます。
●反射 Kd マルチ
拡散カラーによって反射カラーが設定設定されます。
●グラデーションバンプ
Poser旧バージョンで使用されていた「BUM」ファイルを使用したバンプマップの設定です。